青山通り歯科ブログ ~赤坂の歯医者ひとりごと~

2017.04.13更新

こんばんは。赤坂見附の青山通り歯科、院長の矢島です。

 

先日の「ご近所ドクターBOOK 港区・中央区版」に引き続きまして、この度、「R30」というフリーペーパーの記事の監修をさせて頂きました。

「R30?! R25じゃなくて?」という方も多いと思います。「R25」は、25歳から34歳までの男性を対象にした情報誌で、駅などでよく見かけるので、ご存知の方も多いでしょう。今回の「R30」は、30歳からの男性を対象にした特別版になります。

R30 R25

 

この中の、「今知っておきたい『カラダの曲がり角』検定」という記事の、歯科に関する情報の監修をさせて頂きました。20代を過ぎ、カラダの悩みが増えだす30代に向けて、ちょっとした生活の中で気をつける事などを、クイズ形式で掲載して頂きました。

 

R25 R30 歯 肌

 

実は残念ながらこのR25(R30)は、この号を最後に2017年3月31日でサービスを終了することになってしまったそうです。今後、駅などで見かけることがなくなるとなると、少々寂しい気もしますが、最後の1ページを飾れたことはとてもうれしく思います。

さて、皆さん。もしもどこかでR30を見つけたら、是非とも手に取ってみてください。

 

  


 

 

毎朝、外苑の桜並木を通るのですが、ここのところ風が強い日が続いていて、どんどん桜の花が散っていってしまいますね。少々寂しくもありますが、これもひとつの風情というものでしょうか。また来年の春が楽しみです。

 

桜 自転車

 

 

AOYAMA DORI DENTAL CLINIC 矢島

2017.04.01更新

こんにちは、赤坂見附の青山通り歯科、院長の矢島です。

 

このたび、世界的にも非常に権威のある学術雑誌『Neichaaaa』で、現在当院で導入を試みている世界初の治療法について特集を組んで頂きました。タイトルは『再生医療の更に先へ。ナノテクノロジーによる「ブロック治療」は医療を変えるか?』です。実際の治療の様子を4ケースの症例写真と共に紹介していきたいと思います。

 

以下、記事。

 

 


 

 

これは私が2日間という長い期間をかけて企画・研究を行った集大成とも言える、非常に画期的な治療法です。

この治療法は、歯の組織を『ブロックテクノロジー』という特殊な方法を使って『ナノ化』するにより、「虫歯治療」や神経を除去する「根管治療」や「歯周病治療」から、「抜歯」や「移植手術」などと言った外科的な治療まで、ありとあらゆる治療が全く痛みを伴う事なく、かつ短時間で、そしてまるで再生したかのような素晴らしい仕上がりで治療が完了出来る事がわかりました。この治療法を用いる事により、従来の虫歯治療やインプラント手術、はたまた現在最先端と言われている再生医療まで必要がなくなってしまうのかもしれません…。私はこの夢のような治療法を『ブロック治療』と名付けました。

 

 この治療の手順は、まず歯の組織を『ナノ化』するところから始まります。これにはまず、先述の『ブロックテクノロジー』という技術を用いるのですが、この技術の詳細は完全な企業秘密なので、お答えすることは出来ません。

 

 歯

 

ナノ化した歯の組織は「ナノブロック」という状態になります。この状態にする事が出来さえすれば、これから行う全ての治療は12歳の少年でも出来るくらい簡単なものになります。それでは例として、この歯をナノ化していきましょう。

 

歯 ナノブロック

 

ナノ化が完了しました。これが「ナノブロック」の状態の歯です。お口の中は狭いので、一回外しちゃいますね。

 

 

 

症例1:小さな虫歯

 

一般的に虫歯の治療は嫌なもの。麻酔をしたり、削ったり。あの「キーン」という音を聞くだけで、体が「カチーン」とこわばってしまう人もいるのではないでしょうか。でも安心して下さい。「ブロック治療」を用いれば小さな虫歯ならものの1分で治療が完了します。あの音も痛みもありません。虫歯はいつだって、小さいうちに治療してしまった方が簡単に終わるんです。

これは、虫歯の歯をナノ化したものになります。歯と歯の間の虫歯は、もっとも多い虫歯のひとつになります。 

 

歯 ナノブロック 虫歯

 

取っちゃいます。

 

歯 ナノブロック 虫歯

 

新しく詰めます。(詰めるパーツ歯の組織は赤坂見附のビックカメラさんで購入)

 

歯 ナノブロック 虫歯

 

こんなに綺麗に治療が完了しました。まるで元の歯に戻ったようですね。

 

歯 ナノブロック 虫歯

 

特定の条件下に限られますが、現代の歯科医療でも「コンポジットレジン(通称:CR)」という材料を使って、これに近い治療を行うことは可能です。 

 

 

 

症例2:大きな虫歯~神経の治療

 

上記の通り、小さな虫歯の治療が非常に簡単な事がわかりました。しかし、大きな虫歯ではどうでしょう…。「歯が痛いけど、歯医者に行くのは嫌だ!」虫歯は一度始まってしまうと、けっして回復することがないので、そんな風にやせ我慢を続けると穴はどんどん大きくなっていきます。そして痛みはどんどん酷くなり、我慢が限界を迎えた時に歯医者に駆け込んでも時既に遅し…。「虫歯が大きすぎて、神経までばい菌が入ってしまっています。」先生からそんな聞きたくもない台詞を聞かなくてはならなくなってしまいます。先生だって言いたくはありません。

 

ですが、大丈夫。「ブロック治療」を用いれば、ばい菌が入ってしまった神経も…。

 

歯 ナノブロック 虫歯

 

虫歯は取っちゃいます。

 

歯 ナノブロック 虫歯 神経

 

感染した神経も取っちゃいます。独特の腐敗臭もしますしね。

 

歯 ナノブロック 虫歯 神経

 

新しく神経を入れときます。(ビックカメラさんで購入)

 

歯 ナノブロック 虫歯 神経

 

再び感染が起こらないように、しっかりと詰めましょう。

 

歯 ナノブロック 虫歯 神経

 

詰め物・被せ物をして完了になります。中途半端のままだとしっかりと噛むことも出来ませんし、残った歯が割れてしまう恐れがあります。

 

歯 ナノブロック 虫歯 神経

 

 

 

 

症例3:抜歯

 

さて、虫歯よりも更に気が重いのが「抜歯」です。いつもよりも沢山麻酔を打って、メリメリ音をさせながら歯を抜く時代はもう終わりました。「ブロック治療」を用いれば、抜歯も嘘みたいに簡単に終わります。私は通常、上の親不知の抜歯であれば、これまでは「2分くらいで抜けますよ~」と言っていましたが、更に速いです。「1秒」です。

 

歯 ナノブロック

 

い~

 

歯 ナノブロック

 

 

歯 ナノブロック

 

はい、抜けました。お疲れ様でした。

 

歯 ナノブロック

 

せっかくなので、新しく植えときますね。

 

歯 ナノブロック

 

すみません。あまりにも抜歯が簡単だったもので、つい勢い余って違う歯を植えてしまいました。これが「歯牙移植」です。お気に召さないようでしたら後で抜いておいて下さい。

 

歯 ナノブロック

 

 

 

症例4:困難な親不知の抜歯(埋伏智歯の難抜歯)

 

簡単な抜歯なら、先程述べたように驚くほど簡単に終えることが出来ます。ですが、深く埋まったままの親不知はそうはいきません。時々見かけるのが「傾いた親不知が隣の歯に引っかかって生えてこない」ケースです。手前の引っかかっている事によって、どうしても抜く際に歯茎を切ったり骨や歯を削らなくては抜くことが出来ません。そうすると、どうしても術後の「痛み」や「腫れ」が一定期間は出てしまうのです。埋まっている位置が深いと大学病院の口腔外科へ紹介…というケースもあります。

 

また、半端な位置の親不知の隙間には汚れが溜まりやすく、そのまま放っておくと虫歯や歯茎の腫れを起こしてしまいます。これがいわゆる「親不知が痛い・腫れた」という状態になります。

 

歯 ナノブロック

 

更に、歯は生えている方向に向かって進もうとします、つまり手前の歯を前に押します。すると、押された手前の歯は玉突き事故のように更に前の歯を押していきます。時々「最近、下の前歯の並びが崩れて来ているのが気になる。」と仰る方がいらっしゃいます。この下の前歯の並びの崩れは、埋まったままの親不知に押されて起こっている事も少なくはないんです。

 

ですが、ここでも大活躍するのが「ブロック治療」です。

 

もう・・・

 

歯 ナノブロック

 

邪魔な手前の歯は一回取っちゃいますね。

 

歯 ナノブロック

 

おや、親不知は虫歯がありましたね。このように、半端な親不知は虫歯になりやすいので注意が必要なんです。さて、すっきりしたところで親不知を除去します。

 

歯 ナノブロック

 

必要な歯はちゃんと戻しておきます。

 

歯 ナノブロック

 

メスで歯茎を切る必要も、糸で縫う必要もありません。さぁ、術後の「痛み」や「腫れ」にお別れを言いましょう。痛みや出血の心配がないので、当日の激しい運動や飲酒も制限される事はありません。お花見のシーズンですしね。

 

歯 ナノブロック

 

以上のように、「ブロック治療」は従来の様々な歯科治療を非常に安全かつ簡易なものに変える事が分かって頂けたと思います。

しかし、この治療はまだ試作段階で、実際の臨床現場に用いるにはもうひとつの大きな大きな課題をクリアしなくてはなりません。それは、「ナノブロック化した歯を元に戻す」という事です。現在の技術では、まだこのナノブロックを歯に再び変換する事が出来ず、ナノブロック化してしまった歯の今後の用途と言うと、受付のちょっとしたディスプレイにするくらいでしょうか。まだまだ実用化するには程遠いのかもしれません…。

 

つい先日、神戸の病院で理化学研究所・大阪大学と京都大学のチームによる世界初の「iPS細胞を用いた他家移植手術(NHK NEWSWEBへリンク)」が行われましたね。まだ慎重に経過を追っていかなくてはならない段階のようですが、再生医療こそこれからどんどん現実的かつ身近なのものとなっていくでしょう。これからの医療技術の発展に期待したいですね。

  

最後に、今回の治療でナノ化に使用した医療機器について紹介致します。

 

カワダ社によって開発された

「ジャイアントパンダ」×2

「フラミンゴ」×2

「エレキベース ホワイト」(未使用)

 

ナノブロック

 

でした。材料費が非常に安く済むのもブロック治療の良いところです。(対象年齢12歳以上)

 

 

非常に長い記事を最後までお読み頂いて、ありがとうございました。

皆さんの笑顔を作るべく、日頃から努力を惜しみません。

YOUR SMILE MAKES ME SMILE

の青山通り歯科でした。

 

それでは!

 

 

AOYAMA DORI DENTAL CLINIC エイプリルフール 矢島