青山通り歯科ブログ ~赤坂の歯医者ひとりごと~

2017.02.08更新

こんばんは、赤坂見附の青山通り歯科、院長の矢島です。

 

歯医者さんでセットする「被せ物」や「詰め物」、「入れ歯」と言った、いわゆる「型をとって、一週間後くらいに完成してくる制作物」を専門用語で「技工物」と言います。実はご存じない方もいると思うのですが、この技工物は「技工士」という、こう言った歯科の制作物を専門で作っていらっしゃる方々が作っているんです。「え、歯医者さんが自分で作ってるんじゃないの?!」時折、そう言った声も聞きますが、基本はドクターではなく、技工士さんが作っているんです。(中には、自分で全部作ってしまう非常に器用な先生もいらっしゃいます。)

 

さて、今回はこの技工士さんが作業をする「技工所」。ここへ潜入してまいりました。「潜入」と言っても、制作現場の方々の技術や意見って凄く勉強になるんです、なので目的は「勉強」です。いざ、足立!

 

伺ったのは、当院の「保険外診療の入れ歯」を専門で制作して下さっている鈴木技工士のBellwood Lab(ベルウッドラボ)です。 保険外の入れ歯というのは、金属を使っていなく目立たなかったり、保険の入れ歯よりもフィット感が格段に良いものだったりします。入れ歯にも種類がいろいろとあるんです。

さて、この鈴木技工士。「入れ歯を作るのが好き」というまさに入れ歯のスペシャリストで、入れ歯の知識・技術に非常に特化されています。僕も普段から鈴木技工士にはいろいろと意見を頂いたり、頼りにさせて頂いています。「入れ歯制作への愛情」でこの方の右に出る人には、今のところ僕は出会っていません。

 

ベル 鈴木 看板

 

ラボのロゴマークがとても可愛いんです。この日、鈴木技工士に「そういえば、なんでベルウッドなんですか?」と聞いたら「ベル(鈴)とウッド(木)ですよ。…え?今更ですか?!」と笑われました。はい、出会ってかれこれもう1年のお付き合いになります。

 

会員制 入り口 ドア

 

ウイットに富んだ入り口を開けると、

 

技工所 技工室

 

中はまるで大学の研究室か大人の秘密基地のようでした。

 

機械

 

入れ歯をひとつ作るためには、まず歯型の石膏模型の調整をしたり、バネの角度を計測したり・・・と様々な準備段階を経ます。そして、そこから出来上がった設計図をもとに初めて入れ歯の製作が始まります。これだけでも結構時間がかかるんです。

 

入れ歯 機械

 

「これがウチの心臓部です」と鈴木技工士が豪語する、DSデンチャーというシステムです。僕も概要は知っていたのですが、初めて実物を見ました。通常の入れ歯の製作方法では、材料の関係で、どうしても数%は歪みが出てしまいます。それが「入れ歯がガタつく」とか「当たって痛い」という原因になるんです。なので、その歪みや変形を極力おさえ、ピタッとフィットする物を作り上げる為に、この3台の機械が活躍するんだそうです。徹底した管理です。説明を聞けば聞くほど「ここまでするのか・・・」という思いになります。物凄い拘りようです。

 

機械

 

その他にも、何台もの巨大な機械がところ狭しと並んでいました。本当に秘密基地のようです。

 

技工士 技工所

 

一通り見て回った後は、実際の入れ歯の制作過程を一部見学させて頂きました。細かい調整の繰り返しで次第に完成品に近づいていく様子は、まるでひとつの工芸品を作っているようで、その手際の早さはまさに職人技。全然見ていて飽きませんでした。こういった経験が、普段の診療の中で結構活きてくるんです。

(なかなかお忙しい中へお邪魔をしてしまったので、そういえば後ろ姿しか撮ってませんでした(^^;)

 

こんな素敵な技工士さん達と僕らはタッグを組んで仕事をしております。この他にも、被せ物を製作して下さる方やセラミックを専門で作っていらっしゃる方など、技工士さんもジャンルはさまざまなんです。

鈴木技工士。お忙しいところ、ありがとうございました。お邪魔しました!

 

夕陽

 

AOYAMA DORI DENTAL CLINIC 矢島

 

投稿者: 院長 矢島

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