Q&A ブログ ~歯医者お悩み相談室~

2018.02.24更新

Q:Wさん 30代女性

 

さし歯にしないといけない歯があるのですが。かぶせ物の種類で悩んでいます。

見えるところなので白い方が良いんですが、保険適用のかぶせ物と保険外のかぶせ物だと値段が10倍以上違っていて迷ってしまいます。金属のかぶせ物とセラミックのかぶせ物だと、見た目以外で違いってあるのでしょうか?

 


 

A:院長 矢島

 

先日、「保険と保険じゃない物の違いって(その1)」という事で、「費用」と「見た目」についてお話をさせて頂きました。ちょっと量が多くなってしまいそうだったので、今回はその続きとして「耐久性」と「虫歯のなりにくさ」のお話をさせて下さい。

さて、その1のおさらいとしては、それぞれの被せ物の特徴として

 

メタルクラウン

メリット

・保険適用(3~4000円程度)

 

デメリット

・見た目に悪影響がある。

・虫歯になりやすい。

・金属アレルギーの原因になる。

メタルクラウン

 

セラミッククラウン

メリット

・歯と同じ色で目立たない。

・汚れがつきにくい。

・丈夫で変形がない。

(・質の良い接着材が使える)

 

デメリット

・費用が高い。

・調整が不足すると割れる可能性がある。

 

という点で、それぞれの特徴を比べさせて頂きました。

 

 

耐久性

「セラミックは割れやすい」そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、現在、当院で使っているe-Maxという素材のセラミックスは、従来のセラミックスよりも強度が5倍ほど強く、ちゃんとした規格の設計で作っていれば、そうそう割れたり欠けたりするものではないと思っています。セット後、あまり時間が経っていないのに壊れてしまったケースは、噛み合わせの調整が不足していたせいで、上下の当たりが強かったり、規格の厚さに足りていない薄い部分があったりしたケースなんだと思います。

ただし、スポーツ選手などの噛み合わせの力が非常に強い方や、寝ているときの歯ぎしりがある方の場合は、この限りではありません。マウスピースの使用などといった対策をちゃんととらないと、適正な設計だったとしても割れてしまう事があります。

 

対して、「メタルクラウンは金属だから割れる事はないんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、陶器の皿と銀の皿を想像してみてください(お寿司屋さんではありません)。例えば、これらを5年間使ったらどうなるでしょうか。しかも、毎日手荒く酷使した場合です。

 

お皿

 

陶器の皿は変形する事はないでしょうが、金属はだんだん歪んできます。20cmの金属の皿だとしたら隅が2mmくらいは曲がるかもしれませんね。傷だらけにもなるでしょう。これがメタルクラウンの場合、口の中で毎日、何十キロというかみ合わせの力を何百回~何千回もかけられているうちに、だんだんと歪んで隙間が出来てくる事になります。0.1mmくらいの傷や歪みが出来る可能性は十分にあります。「でも、0.1mmくらいでしょ~?」と思うかもしれません。確かに、目で見てわかる程の変形はないのかもしれませんが、1μm(0.001mm)の虫歯菌からすれば、0.1mmなんて大きな高速道路よりも広々として入り口になります。その隙間に悠々と入り込んだ虫歯菌は、天敵(歯ブラシ)の届かない被せ物の裏側に住み着き、歪んだ被せ物に引っかかる微細な食べ物のカスを食料にして暮らします。隠れ家としたら最高の環境です…その後は、想像つきますよね。

 

二次齲蝕 虫歯

 

セットしたメタルクラウンが数年後にふと外れてしまった時、中の歯が黒くなっていたり嫌な匂いがしたりするのを見たことがある人もいると思います。これは、微細な隙間に住み着いていた虫歯菌が、長い時間をかけてつくった物なんです。

 

 

虫歯のなりにくさ

「じゃあ、セラミッククラウンはどうなの?」というお話になるのですが、セラミックの場合、メタルクラウンよりも傷がつく可能性は非常に低くなります。しっかりと研磨をしていれば表面は非常にツルツルで、汚れもつきにくいんです。

ここで、もう一点の大事な事が「質の良い接着材が使える」という点です。通常、保険のクラウンに使う接着剤の材料は主に「グラスアイオノマー系」という接着剤が使われていて、接着力も強い上にコストパフォーマンスが良い優等生です。ただ、その弱点として「水分に溶け出してしまう」という事があります。勿論、砂糖や塩のようにサラサラと溶けてしまうわけではないのですが、年単位でお口のなかにあると、少しずつ劣化をしてしまう事は間違いありません。

対して、セラミックなどの保険外の自由診療で主に使用される接着剤は「レジン系」と言って、プラスチック系の素材が使われているものになります。これはグラスアイオノマー系と比べても接着力が強く、更に「水分に強い」という大きなメリットがあります。そのため、接着剤としても寿命が長いので、結果としてクラウンも長持ちする事になります。

 

 

 

これらの点を考えると、確かに費用としてはセラミックは高額なものになるのかもしれませんが、素材や接着剤の良さを考えると「メタルクラウンよりも長く使えるもの」という事になります。ひとつの被せ物が虫歯になりづらく寿命が長ければ、それだけ歯を守れるという事にも繋がります。以上が、保険と保険じゃない被せ物の違いになります。

 

虫歯 怖い

 

ちなみに、仮に自分が虫歯になってしまったとしてメタルかセラミックの2択を迫られるとしたら、お財布にはちょっと痛いですが迷わずセラミックを選びます。出来れば、歯の神経を取ったり、歯を抜いたり…という事は一生経験せずにいたいですからね。歯医者だって虫歯は怖いんです。

投稿者: 青山通り歯科

2018.02.20更新

Q:Wさん 30代女性

 

さし歯にしないといけない歯があるのですが。かぶせ物の種類で悩んでいます。

見えるところなので白い方が良いんですが、保険適用のかぶせ物と保険外のかぶせ物だと値段が10倍以上違っていて迷ってしまいます。金属のかぶせ物とセラミックのかぶせ物だと、見た目以外で違いってあるのでしょうか?

  

 


 

A:院長 矢島

 

 ご質問ありがとうございます。こちらは非常にたくさんの人がお持ちの疑問かと思います。このお話については、細かい部分まで掘り下げて話すと結構なボリュームになってしまいますので、2回に分けて詳しく説明をさせて頂こうと思います。

 

まず、被せ物はその場所にも寄りますが、Wさんの場合は「金属のかぶせ物」と仰っているので、犬歯よりも後ろの奥歯を被せるお話なんだと思います。なので、その前提でお話をさせて下さい。(※ 保険診療の場合、犬歯から犬歯の間の「前歯」に該当する歯は、表面だけに白いプラスチックを張り付けた「硬質レジン前装冠」というかぶせ物を被せる事になります。)

レジン前装冠

 まず、保険適用の金属のかぶせ物は「メタルクラウン」と言います。素材は「金銀パラジウム合金」という物で、金・銀・銅・パラジウム・亜鉛などが含まれています。費用を出来るだけ抑えた上で、ある程度の強度・耐酸性を備えた合金で、大量生産という意味では非常にバランスのとれた素材かとは思います。ですが、2次的に虫歯になりやすかったり、金属アレルギーの原因になったりする事などから、欧米などでは殆ど使われなくなっています。

 

 口の中の金属

 

先進国では綺麗な歯はステータスの一部なので、口の中で金属が光っている事は恥ずかしい事で、ビジネスやプライベートにも悪影響を及ぼすという考え方が浸透しているんですね。

 

さて、次にメタルクラウンとセラミッククラウンの特徴を比べていきましょう。

  

メタルクラウン

メリット

・保険適用(3~4000円程度)

 

デメリット

・見た目に悪影響がある。

・虫歯になりやすい。

・金属アレルギーの原因になる。

 メタルクラウン

 

 

セラミッククラウン

メリット

・歯と同じ色で目立たない。

・汚れがつきにくい。

・丈夫で変形がない。

(・質の良い接着材が使える)

 

デメリット

・費用が高い。

・調整が不足すると割れる可能性がある。

セラミッククラウン

 

大きく以上のような点で挙げさせて頂きました。これらは、それぞれお互いを比較した場合のメリット・デメリットです。

 

費用

メタルクラウンは保険適用の素材のため、かぶせ物の費用は国によって決められています。手技の内容や接着材の種類によって少々差はありますが、だいたい3~4000円と考えて良いでしょう。対して、セラミッククラウンは保険適用外の素材になるので費用の決まりが無く、病院によって異なります。

 

見た目

メタルクラウンは銀色の歯になるので、当然目立ってしまいます。また、比較的知られていない悪影響として、被せた歯が黒く変色してしまうという事があります。これは合金の中の金属のイオンが唾液の影響で溶け出して、接している歯を黒くしてしまうからなんです。銀や亜鉛は錆びますから。

対してセラミックはご自身の歯の色に合わせて作る事が出来ます。セラミックの素材にも色のバリエーションが豊富なので、色の濃い歯や、濃淡のグラデーションの強い歯の方がいたら、その歯の色に合わせて自然な色のかぶせ物を作る事も出来ます。また、セラミックは表面に着色が着く事はあっても、保険の詰め物で使う樹脂(レジン)のように変色することは永久にありません。表面の着色なら、クリーニングで綺麗にすれば良いんです。

 

 

さて、ここまでは多くの方が知っている「費用」と「見た目」のポイントについて挙げさせて頂きました。引き続き、次回では「耐久性」と「虫歯のなりにくさ」という、あまり知られていないけど実は大切なポイントについてお話をさせて頂きます。

 

2/24アップしました!「保険と保険じゃない物の違いって(その2)

http://www.aoyamadori.jp/blog/2018/02/post-32-573530.html

投稿者: 青山通り歯科

2017.03.15更新

A:Cさん 40代女性

 

下の前歯を歯周病で2本抜かなければならなくなりました。

保険適用で治療する場合、1本の歯につき二本の歯にブリッジをかけないといけないと言われました。2本抜くので左右の2番3番も神経抜いて削ってブリッジをかけると言われました。左右2番までなら諦めもするのですが、本当に左右3番まで被せないといけないのでしょうか?ちなみに、左右1.2.3までは神経残っています。

 


 

 

A:院長 矢島

 

保険適用のブリッジで治療をする場合、国で定められた保険のルールとして「この歯がなくなった場合は、この歯を土台にしなさい」という最低限の基準が設けられています。大臼歯などの大きな歯がなくなったり、下の前歯のような細い歯を土台にする場合などは、必要な土台の本数が増えることがあります。なので、必ずしも「1本歯がなくなったら、その左右の1本ずつを土台にすればいい」という訳ではないんです。もし、この基準より少ない土台の本数でブリッジを作ろうとすると、保険が適用にならなくなってしまいます。

 

勿論、この基準にはちゃんとした根拠があります。先にも述べたように、「大臼歯などの大きな歯がなくなったり、下の前歯のような細い歯を土台にする場合」は、土台の本数を増やさないと、無くなった場所を支えるだけの力を得られないんです。

 

ちょっと算数っぽいお話をしましょう。

通常、1本の歯がなくなった箇所に3本連結のブリッジを入れた場合は・・・

 

ブリッジ 銀歯 抜歯

 

真ん中のダミーの歯を含めて、上の歯からかかる歯3本分の圧力を2本の土台で支える必要があります。

ブリッジ 銀歯

 

これを、単純計算すると。上からかかる歯の圧力は「3」本分、ブリッジを支えている土台の歯の本数は「2」本となります。

なので、土台の歯が負担する圧力は

 

3(噛む力)÷2(支える力)=1.5

 

つまり、1本の土台につき歯1.5本分の力を負担する事になります。これでも、本来よりも大きく力がかかる事になるので、土台の歯に多少なりとも無理を強いているのは分かるかと思います。さて、もしもこれが先程の「大臼歯などの大きな歯がなくなったり、下の前歯のような細い歯を土台にする場合」だとどうなるでしょうか。

 

黒板

 

大臼歯などの大きな歯を失った場合。他の歯よりも大きなダミーの歯を支える必要があります。なので、上からかかる歯の圧力は、歯の本数である「3」よりも大きくなります。また、土台となる歯が他よりも細い歯になる場合は、支える力は土台の歯の本数である「2」よりも小さくなる、と考えます。

すると、先程の計算式は・・・

 

3.5(噛む力)÷2(支える力)=1.75

3(噛む力)÷1.5(支える力)=2

 

など、最初の1.5よりも数字が大きくなり、1本の土台が負担する圧力が大きくなる事を表します。勿論、無くなった歯の本数が2本になれば、ブリッジの連結は「土台2本」「無くなった部分のダミーの歯2本」とする場合は、合計4本のブリッジになるので・・・

 

4(噛む力)÷2(支える力)=2

 

と、1本の土台につき2本分の圧力を負担しなくてはならなくなります。つまり、普段噛むときの倍の力が、食事中のひと噛みひと噛みの度にかかる事になるんです。そんな状態が続いていたら、土台の歯が折れてしまったり、歯を支えている骨がすぐダメになってしまいます。なので、それぞれの歯が支えられる力を計算した上で、「この歯がなくなった場合は、これだけの本数の歯を土台にしなさい」と保険のルールが指定しているんです。

勿論、「保険の適用じゃなくてもいいから土台の本数を減らしてくれ!!」という熱い御希望があれば、無理矢理保険外で対応することも可能でしょう。ですが、その後のトラブルに関しては保証は出来ません。それであれば、むしろインプラントや入れ歯と言った別の選択肢を検討するのも、ひとつの手かもしれませんね。

 

ドクター 歯科医師

 

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投稿者: 青山通り歯科

2017.02.22更新

Q:Kさん 30代男性

 

自分では全く気付きませんが、夜歯ぎしりをしている事が多々あると家族に言われます。どうやったら歯ぎしりは治るのでしょうか?やめる方法があれば知りたいです。

 


 

 

A:院長 矢島

 

家族に指摘されるとなると、かなり「ギリギリ…」と音が出ているのかもしれませんね。歯ぎしりはこういった「音」による周りに対する迷惑以外にも、歯や顎を痛めてしまったり、詰め物や被せ物の寿命を短くしてしまったりします。酷くなると顎の骨の変形を起こしてしまったりする事もあるので、悠長に考えるのはあまり良くありません。そもそも、周りの人に迷惑がかかってしまっているとなると…家族の安眠の為にも早急に手を打つ必要がありますね。

歯ぎしりをする方の中には「朝起きると顎が痛い」「あまり熟睡出来ていない気がする」と仰る方もいらっしゃいます。

 

 

いびき 歯ぎしり 騒音

 

…とは言うものの、「歯ぎしり」という現象は現在でも100%解明されているわけではありません。原因と考えられる事も複数あり、「歯ぎしりはこうすれば止まる!」という確実な方法はありません。但し、その原因については随分と明らかになってきているので、歯ぎしりの解決に向かうには、まずその原因を探っていくところから始まります。

 

 

・ストレス

最も良く言われる原因がストレスです。日頃のストレスや大きな環境の変化が、夜、無意識のうちに歯ぎしりとなって現れます。

 

ストレス

 

→ ストレスの緩和と共に落ち着いてくる事が多いですが、お仕事などをしている場合、完全はストレスフリーは難しい事だと思います。また、慢性的に歯ぎしりが癖となって身についてしまうと、なかなかそれが抜けずに続いてしまう事もあります。息抜きをしながら上手にストレスと付き合っていく事が大切だと思います。

 

 

 

・昼間の食いしばりの癖

普段、診療をしていると、実はこれが結構多いのではないかと感じます。デスクワークが多い方の場合、「気がつくとグッと歯を噛み合わせて力が入っている」事があります。これは「食いしばり」という現象で、集中している時につい顎に力がはいってしまう癖の事を指します。また、下を向いて仕事をしている時間が長いと、どうしても上下の顎に力が入ってしまいます。

これが夜、寝ている間にも無意識でやってしまうんです。但し、無意識の場合、力の加減が効かなくなる事も多く、日中の食いしばりと比べて夜中の食いしばりは20~30%も強く噛んでしまっている、とも言われています。

 

顎 頭蓋骨

 

→ まずは、日中の癖をご自身で意識して発見する必要があります。もしグッと食いしばっている事に気がついたら、その都度顎の力を抜くようにして下さい。筋肉の緊張を解いてあげる癖をつける事が大事です。人は本来、ボーッとしている時は上下の歯は触れておらず、2mmくらい浮いた状態をキープしていると言われています。

また、自己暗示で食いしばりを緩和する方法もあります。例えば、仕事中に目につくヶ所にわざとカラーテープなどを張り、それに気がついたら顎の力を抜く、という方法です。始めのうちは慣れるまで難しいかもしれませんが、それが習慣になってくると、カラーテープが無くても自然と力を緩められるようになっていきます。

 

仕事

 

 

 

・歯並びの不正

歯並びにズレがある場合、かみ合わせの強さは均一ではありません。強く当たる箇所があったり、逆に当たらない部分があったり…。そうなると、体が寝ている間にそれを「違和感」と捉え、ギリギリギリギリと無意識にすり減らそうとしてしまいます。被せ物の高さが微妙に合ってなくて違和感を感じるとか、そういった原因でも同様の事が起こります。

 

歯並び 悪い 

 

→ ちょっとの高さのずれであればかみ合わせの調整で治す事ができます。違和感がなくなれば、自然と歯ぎしりも治まって行くかもしれません。但し、大幅に歯並びが悪いとなると矯正…という話が出てきます。

 

 

 

・飲酒

お酒を飲んで酔った状態で就寝すると、その時だけ歯ぎしりやいびきをかく方がいます。流石に、お仕事中にビールを飲み始める方はいらっしゃらないと思いますが…。

 

酒 アルコール

 

→ 「禁酒」とまでは言いませんが、もし飲酒によって歯ぎしりが起こる傾向があるなら、自覚しておくに越したことはないと思います。

 

 

 

・乳歯列期

これについては、はっきりとした原因はわかっていません。乳歯の歯並びの時期の子供が、寝ている間に歯ぎしりをする事は多いようです。

子供

→ これは、成長と共に自然と治まってくる事がほとんどです。あまりにも力が強く歯が欠けてきてしまう、という事であれば、注意して対策をとる必要があるかもしれません。

 

 

 

・対処療法:マウスピース

 

マウスピース

以上のように「歯ぎしり」と一言で言っても、原因は様々で早期の解決は難しいことがほとんどです。更にこれ以外にも「体の歪み」や「食生活」なども原因のひとつとも言われています。原因の解決が難しいとなってくると、対処療法で症状を緩和する方法がとられます。それが「マウスピース」です。

プラスチック製・シリコン製のマウスピースを歯にはめて、上下の歯が強く当たらないようにするクッションのような役割をします。これを寝る時に装着することで、歯ぎしりの際の音、歯や顎にかかる負担を格段に軽減することが出来ます。「よく寝られた」「朝起きて顎が楽になった。」という声もよく頂きます。マウスピースは保険診療で簡単に作ることが出来ますので、「歯ぎしり」「歯ぎしりの疑い」でお悩みの場合は、一度ご相談頂く事をお勧めいたします。

 

 

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投稿者: 青山通り歯科

2016.09.22更新

Q: Oさん 男性

 

親知らずが生えてきて、隣の歯が圧迫された感じがして鈍痛がするのですが、必ず抜歯を行う必要があるのでしょうか。圧迫している部分を削るなどで共存を行うことは難しいのでしょうか。

 


 

 A: 院長 矢島

 

御質問ありがとうございます。親不知は「抜くのが大変」「凄く腫れる」というイメージが一般に浸透してしまっているため、痛みの原因が「これだ!」と分かっていても、なかなか抜歯に踏み切れない方は多いと思います。どうにか抜く以外の方法があれば・・・というのも、理解できます。もしも同じ立場であれば、きっと僕も最初は同じことを考えてしまうと思います。ですが、親不知を抜いた後に酷く腫れたり、痛みが何週間も続くようなケースは、実は、どちらかというと少ないケースで、そういうのは主に「抜くのに1時間かかった」とか「とても深く埋まっていて骨を削って抜いた」とか、負担が大きい抜歯の後に起こる事が多いです。だいたいは、親不知でも抜歯にかかる時間も数分~十数分程度で、抜いた後も「痛み止めも使わなくて大丈夫だった」「噛むと鈍痛はあるけど、そんなでもない」とホッとされる方が多いです。

 

歯が痛い 親不知 鈍痛

 

これは交通事故など、なにか大きな出来事が起こったときにニュースになるのと同じで、「親不知を抜いたけど全然大丈夫だった」という感想よりも、「痛かった」「腫れた」といった経験をされた方のマイナスの感想の方が周囲に伝わりやすく、定着もしやすいんです。なので、一般に「親不知=抜くと腫れる」という話題が広まる事になってしまいます。「今日は交通事故はありませんでした」なんてニュースは聞いた事ありませんよね?

 

さて、親不知は位置や生える方向・生え具合によりけりですが、基本的に

 

「完全に骨の中に埋まっていて、感染の可能性がない」

というケースか、

「真っ直ぐ生えていて、かみ合わせに問題がない」

かつ

「しっかり歯茎から顔を出していて、自分で十分に掃除が出来る」

 

親不知 埋まってる

といった事が、長期的にみて親不知を抜かなくても大丈夫な条件だと僕は考えます。親不知に対するリスクの考え方は先生によって少々変わってくると思いますが、上の条件をしっかり満たしていない限り・・・例えば「斜めに生えていて、手前の歯にぶつかっている」「生えているけど、歯茎が半分のっかっていて汚れがつまる」「全部生えているけど、歯ブラシが届かなくて虫歯になっている」こう言ったケースは多いですね。これらの場合、いずれ

 

「歯茎が腫れる」

親不知

「他の歯を巻き込んで虫歯になる」

親不知

「歯並び・かみ合わせを崩す」

親不知

といった問題は起こしてくる可能性があると考えて頂いた方がいいと思います。

 

Oさんの場合は恐らく、「傾いて」または「完全に横に向いて」生えてきている事で、手前の歯を圧迫している。という事でよろしいでしょうか?この場合、当たっている部分を削ったところで、一時しのぎにしかなりません。それに「当たっている部分を削る」となると、それ相応の量を削らなくてはならないため、かえって知覚過敏を起こしたり、その隙間に汚れがつまって更に大きな問題を起こす事になりかねません。自己判断は要注意です。ちなみに、親不知が手前の歯にぶつかったままの状態で時間が経つと、手前の歯を押し上げたり、傾けたりしてしまうため、歯並びを崩す原因にもなります。歯並びを崩された事によって、奥歯の咬み合わせが微妙に変わり、「なんか最近、噛むと奥歯に鈍痛があるんです」となる場合も、少なくないんです。

 

なんとか抜歯を避けたい気持ちもわかりますが、あまり悪化しないうちに歯科を受診される事をお勧めします。放っておくと、どんどん抜くのも大変になっていきますから。

 

歯医者 歯科

 

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投稿者: 青山通り歯科

2016.08.01更新

Q: Tさん 40代 男性

今、他の病院で神経の(根っこの?)治療をしてるところなんですが、全然改善してる感じがありません。虫歯が大きくて神経をとったのですが、もう半年くらい通ってるのに噛むと痛い状態が続いています。通院する度に中に入れる薬を交換しているみたいですが、今でも噛むと微妙に痛いんです。それについて特に説明もありません。どうしたらいいでしょうか?

 



A: 院長 矢島

 

御質問ありがとうございます。

まず、神経の治療は大きく2種類に分かれます。ひとつは、大きな虫歯などの理由で生きている神経を取って、痛みが出ないようにする「抜髄」。もうひとつが、一度抜髄をして治療完了した根っこが、再び感染を起こしてしまって根の先に膿の袋を作ってしまう状態を洗浄する「感染根管治療」です。治療を続けているにも関わらず、なかなか痛みが取れない原因は、主に

 

1.神経の管の汚れの取り残し

2.治療中の歯に過度な負担がかかっている

3.消毒の薬の影響

4.根が壊れている

 

事が、考えられます。

神経 治療

(感染根管は根の先に膿の袋を作ります、これが炎症の原因になります)

 

 

1.神経の管の汚れの取り残し

 

まず、1.についてです。どちらの治療も、おおまかな治療方法は変わりません。細い針状の器具を使って、残った神経や感染してしまっている部分を除去していきます。ここで、歯の根の形がポイントになります。実は、歯の形というのは非常に個人差があり、イラストにもある下顎第一大臼歯と呼ばれる奥歯は、根っこが2本である事が多いのですが、人によっては3本だったりする事もあります。また、1本の根っこの中に神経の管が2本ある「2根3根管」タイプや、はたまた「2婚4根管」なんてタイプもあります。そして更に、根っこの中の管の形も、途中で変に曲がっていたり、先端だけ2~3本分岐していたり・・・非常に様々です。

(非常に稀ですが、「3根5根管」なんてケースもあります)

神経 治療

さて、治療の話に戻りましょう。何度も薬を入れて治療をしているのに、汚れが取りきれない原因には「根の数や形」が影響している事があります。良く見られるケースとしては、

・根が曲がっていたり分岐していて、器具が十分に届いていなく、汚れが取りきれていない。

・まだ発見されていなくて、未消毒の根の管がある。

この2つが多いです。この場合は、拡大鏡やマイクロスコープという顕微鏡を使って汚れを取り残している部分を発見してあげて、しっかりと治療をする事で痛みが改善される事が多いです。

また、稀に以前の治療の器具が折れて、管の中に詰まっているケースがあります。この場合は、詰まっている器具を除去してあげる事で改善しますが、状況によっては除去する事で逆に根を壊してしまう危険性が高いなど、難しいケースもあります。

 

 

2.治療中の歯に過度な負担がかかっている

 

神経の治療中の歯は、物理的な負担がかかる事によって痛みが出やすい状態になっています。叩くと違和感があったり、上下で噛みあうと痛みが出たりします。この場合は、噛み合わせを調整してあげる事で次第に痛みがなくなってきます。

 

 

3.消毒の薬の影響

 

神経の治療中は、根の管がからっぽになります。このまま空間を作ってしまうと、そこに菌が入ってしまって繁殖をしてしまうので、通常、消毒の薬をいれて仮の蓋をします。

神経の治療

この消毒薬の中には少々刺激の強いものもあり、相性が悪いとズーンと痛みとして出てきてしまう事があります。この場合は薬の種類を刺激の弱い物に変えて様子をみる事があります。

 

 

4.根が壊れている

 

これは少々厄介です。治療中の歯に、噛み合わせなどの負荷がかかって根っこが割れてしまったり、器具の誤った取り扱いによって、根の壁を壊してしまうケースがあります。この場合、補強をするなどしてリカバリーが可能なら、症状を治める事が出来るのですが、補修不能の場合は、根を部分的に除去するか、最悪、歯を抜くことになってしまいます。

 

ざっとですが、現在考えられる主な原因としては以上の4点があります。お話を伺うだけではちゃんとした診断が難しいので、例えばセカンドオピニオンとしてでも、一度状態を拝見させて頂ければと思います。そういった、難治性の症例は数多く診てきているので、新しい改善案を提供できればと思います。

 

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投稿者: 青山通り歯科

2016.07.25更新

Q: Hさん 20代男性 

 

電動歯ブラシについて考えています。効力やどれくらい歯垢のとれ具合が変わるのか教えてください。

 


 

 

A: 院長 矢島

 

ご質問有難うございます。 

まずは電動歯ブラシについて簡単に説明させて下さい。「電動歯ブラシ」とは、歯ブラシの毛先をモーターの力で毎分3~4万回という速さで振動させる事によって、歯の汚れを落とす清掃器具を指します。現在、ひとえに市販の電動歯ブラシは様々なメーカーから発売されています。有名なところではPHILIPSのソニッケアーやPanasonicのDoltz、ブラウンのオーラルBなどですね。メーカーによってブラシの形・動き方、モーターのパワーなどそれぞれ差があります。値段も、安価なものは数千円から購入できますが、中には1万円以上という高価なものありますね。何故、こんなに値段に差があるのかと言いますと、高価な電動歯ブラシはまず毛先を振動させるためのモーターのパワーが違います。実は、歯についている汚れをブラシの振動だけで落とすにはかなりのパワーが必要なので、数千円の安価な電動歯ブラシのモーターでは、その振動だけで汚れを落とすことは難しいと考えて下さい。

またブラシの形も、高価なものはブラシの動きに合わせて最もいい毛の形や硬さを研究して作られていて、汚れを落とす効率が非常に良いです。対して、安価なものは、既成のブラシをそのまま利用している事も少なくなく、「通常の歯ブラシが振動する」程度のものとして考えて頂く必要があり、あまりその効果は期待しない方がいいと思います。

 ソニッケアー

では、以上の話を踏まえた上で、メインのお話の「歯ブラシと電動歯ブラシの違い」について説明させて頂きます。電動歯ブラシの大きな利点はふたつ。「磨き残しがなくなる」事と「時間短縮が出来る」事です。電動歯ブラシは、モーターでブラシを細かく振動させる事で、歯と歯の隙間まで毛先が入っていきます。これにより、歯の隅々までブラジが届き、汚れを落とします。これは、ブラッシングが上手な方の「ブラシを小刻みに動かす動作」を音波モーターが代わりにやってくれる効果です。手磨きで大振りにブラシを動かしてしまうと、毛先は歯と歯の細かい隙間を飛ばしてしまうんです。京都の石畳を想像してみてください。ここをホウキで掃こうとする時、大きくブンブン振り回してしまうと、石と石の隙間の落ち葉は掃けませんよね?隙間を意識して細かく、丁寧に掃除してあげる必要があるんです。

 

石畳 落ち葉

 

ここでひとつ、具体的にひとつの製品をピックアップしてお話させて頂きます。オランダを本拠地とするPHILIPSのソニッケアーです。この製品の強みとしては、特殊な音波振動と毛先の動きによって「音波水流」を起こし、毛先の届きにくい歯間部や奥歯などの細かい歯垢を、効果的に除去出来る事です。イメージとしては、下の図をご覧頂くと分かりやすいかと思います。実際、コップに水を入れて、そこへソニケアの毛先を当てると、勢い良く水中に泡が立ちます。これが汚れを押し流すんですね。

 

音波水流音波水流

 

ですが、極論を言ってしまえば手磨きでもしっかりと磨けている方は磨けているんです。そう言った方の場合は、電動歯ブラシを使うことによる恩恵は「時間短縮」が一番かと思います。また、しっかりしたパワーの電動歯ブラシなら、着色も「いくらか」落としていくことが可能ですよ。

 

ソニッケアー

 

ただ、電動歯ブラシも使い方が悪ければ結局「宝の持ち腐れ」です。重要なのはブラシの当て方なんです。これさえしっかりマスターして頂ければ、磨き残しもなく、短時間でツルツルの歯になる事も夢ではありません。なので、ご購入の際にはしっかりと使い方の指導をさせて頂く事をお勧めします。当院では、ドクターや衛生士によるソニッケアーの使い方指導も行っております。もしも御希望のある際には、お気軽にお声がけください。

ちなみに僕も、ソニッケアーは10年近く愛用しています。継続して正しく使えば、着色の着きもかなり少なくなりますし、なにより短い時間でツルツルに仕上がるので、もうすっかりソニッケアーに依存してしまっています。

(注:けしてPHILIPSの手先ではありません^^;ただの猛烈なファンです。)

 

 

 青山通り歯科では、皆様のお口の中の悩みを随時募集しております。

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投稿者: 青山通り歯科

2016.07.12更新

Q: Bさん 20代男性

 

歯の掃除方法について質問です。

デンタルフロスと歯間ブラシはどっちがいいですか?

 


 

 

A: 院長 矢島

 

御質問ありがとうございます。デンタルフロスと歯間ブラシは、「歯の間を掃除する」という意味では似ているかもしれませんが、実は使用目的が事なるグッズで、得意・不得意分野があります。それぞれの詳細を以下に挙げていきます

 

 

歯間ブラシ

 

メリット

歯と歯の隙間やブリッジの下の汚れをゴシゴシ掻き出す事が出来ます。ブラシ状になっているので、広い隙間を掃除するのに最も適しています。歯周病などで歯肉が下がってしまっている方の場合、歯の根が露出してしまっていたり、歯と歯の隙間が広くなってしまっていますので、歯間ブラシを使って通常の歯ブラシでは届かない隙間まで掃除をする必要があります。特に、歯の根の部分は、硬いエナメル質と違い虫歯に弱い部分なので、歯間ブラシを毎日通して頂く事が理想的です。

 

デメリット

歯間ブラシにはサイズが数種類あり、隙間の大きさに合わせて使う必要があります。また、歯が重なっている狭い隙間やブリッジのダミー歯の下を通して掃除するには、ブラシが太くて入らない事があります。

歯間ブラシ

 

糸ようじ(デンタルフロス)

 

メリット

糸状なので、歯と歯の接点や狭い隙間、ブリッジの下からダミーの歯の裏側まで一通り掃除する事が出来ます。歯が重なってしまって歯ブラシや歯間ブラシが全く入らない部分でもしっかり掃除する事が出来ます。また、歯間ブラシと違って、ある程度歯周ポケットの中まで通して掃除をする事が出来るため、歯周病の予防にも効果があると言えます。

 

デメリット

持ち手がついたホルダータイプと、ご自身の指に巻きつけて使う糸巻きタイプの2種類があります。糸巻きタイプの方がコストパフォーマンスは遥かに良いのですが、扱いが少々難しいので、慣れるまでは十分な練習が必要です。練習の際には歯科医か歯科衛生士の指導を受ける事が良いと思います。また、細いので広い隙間を掃除する効果は歯間ブラシには敵いません。

 

青山通り歯科 糸ようじ デンタルフロス 予防歯科

 

 

 青山通り歯科では、皆様のお口の中の悩みを随時募集しております。

 何か気になっている事がありましたら「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご相談絡下さい。

 その際、もしも質問内容をブログに掲載しても良い場合は「掲載可」と添えて頂けたら幸いです。

投稿者: 青山通り歯科

2016.07.11更新

Q: さん、性別・年齢不明。

 

何年か前に、前歯の差し歯が取れてしまいました。

今までずっと入れ歯安定剤でごまかしながら生活していましたが、いい加減にこんな状況じゃ良くないと思って歯医者さんへ行こうと思っているんですが、この差し歯はそのまま使えますか?
前歯2本分の差し歯で、かなり高額だったので新しく作るのは金額的に無理だと思っています。再生できますか?そして治療期間はどれくらいでしょうか。よろしくお願いします。

 


 

 

A: 院長 矢島

 

御質問ありがとうございます。

通常、被せ物や詰め物・差し歯が取れてしまった場合でも、土台になっている歯や取れてしまった物に問題がなければ、すぐにセットし直す事は可能です。ですが、今回の質問者様のケースの場合だと、外れてから年単位の時間が経ってしまっていますよね?そうなってくると、十中八九、土台の歯に感染が起こってしまっていたり、被せ物に歪みが生じていると思います。

その場合、虫歯を除去や根の治療をやり直さなくてはならなくなります。つまり、土台の歯の形がすっかり変わってしまうんですね。大変残念ではありますが、感染を取り除いた後に土台から歯の補強をやり直して、被せ物も新しく作り直しになってしまいます。

 

歯医者 ダメ

 

治療期間や費用に関しては、土台の歯の状態によりけりです。大抵の場合、放っておいた時間が長ければ長いほど、感染の度合いも重いので治療にも時間はかかってしまうでしょう。

入れ歯安定剤は、ある程度の固定は出来るかもしれませんが、長期間使っていると、汚れや細菌がどんどん入ってきてしまいます。

あまり放っておくと、最悪抜くという事態にもなり兼ねませんので、一刻も早く受診をお勧め致します。

 

 

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投稿者: 青山通り歯科

2016.06.03更新

Q: Mさん 20代 女性

 

夜、寝ている時に歯ぎしりが酷いようです。

自分でやめる方法があれば教えて下さい。

 

 


 

 

A: 院長 矢島

 

御質問ありがとうございます。歯ぎしりは歯や顎を痛めてしまったり、まわりの方に迷惑をかけてしまったりする事もありますので、気になりますよね。

寝ている時の歯ぎしりは、かなりいろいろな原因が考えられるため、まずはその原因を探すことから始めましょう。よく言われる原因は以下の4つです。

 

 

ストレス

これが一番大きいとも言われています。何故、ストレスが歯ぎしりとなって起こるのか、その直接的なメカニズムはまだハッキリとしていませんが、環境の変化や日頃の疲れ、仕事での悩みなどが、寝ている間にストレスとなって歯ぎしりを起こすきっかけになります。

 

対処法 → ストレスの緩和と共に落ち着いてくる事が多いです。どうしてもストレスの原因が除去出来ない時は、ストレスと上手く付き合う方法を考えるようにシフトしましょう。空き時間を趣味に使ったり、生活の中に軽く運動を取り入れると、ストレスの発散に繋がります。また、ストレスの原因になっている事を誰かに話す事で楽になる事もあるでしょう。

 

ストレス 歯ぎしり

 

歯並びの不正

人の歯並びは、実は年月と共に少しずつ変わっていきます。それに伴って、かみ合わせも少しずつ変化していきます。その中で、上下の歯の当たりが極端に強い部分が出てくる事があります。そうすると、体が寝ている間にそれを「違和感」と捉え、ギリギリギリギリ無意識に歯をすり減らせて解決しようとします。これが歯ぎしりです。また、元々歯並びにズレがある場合や、大きな被せ物が入っていたりすると、どうしても咬み合わせのバランスがとれていなかったりします。保険の金属など、硬すぎる被せ物が入っている部分は自然とすり減って来ないので、長い時間が経つと、天然の歯と咬み合わせが合わなくなってきます。これは、歯ぎしりの原因になるだけでなく、「咬合性外傷」という症状も引き起こす事があるので注意が必要です。

 

対処法 → 少々のかみ合わせのずれであれば、強く当たっている部分を調整してあげるだけで解決する事が多いです。ですが、大幅に歯並びが悪いとなると、矯正治療で根本的に解決しなくてはなりません。歯並びの不正の改善と共に歯ぎしりも治まってきます。

 

歯ぎしり

 

昼間の癖

僕のこれまでの経験では、実はこれが原因のひとつというケースが結構多いと思います。人は本来、ボーッとしている時は上下の歯は合わさっていません。上下の歯が2mmくらい離れています。ですが、最近は常に上下の歯が無意識に合わさってしまっている方や、仕事などで集中している時にグーッと噛み合わせる癖がついてしまっている人が多いんです。また、力仕事をしている方はグッと食いしばる癖がついてしまっている方が多く、それが夜に歯ぎしりとして出てきます。

 

対処法 → 日中の癖であれば、意識して改善する必要があります。グーッと噛んでしまっている事に気がついたら、その都度力を抜くように心がけて下さい。時間はかかりますが、続けていると次第に上下の歯を合わせない癖がついてきます。常に筋肉の緊張を解いてあげる事が大事なんです。

 

歯ぎしり 飲酒

 

飲酒

お酒を飲んで酔った状態で就寝すると、その時だけ歯ぎしりやいびきをかく人がいます。


対処法 → 禁酒。とまでは言いませんが、もしそれが原因であれば、自覚しておくに越したことはないと思います。ですが、飲酒時の過度のいびきは「睡眠時無呼吸症候群」につながる事もありますので、御注意下さい。

  

癖は、完全に無くなるまで根気が必要になります。気長に頑張りましょう。また、歯ぎしりの症状を出来るだけ早く緩和したいのであれば、寝ている間はマウスピースを使って頂く事が一番です。保険適用も出来ますので、気軽に御相談下さい。

 

 

 青山通り歯科では、皆様のお口の中の悩みを随時募集しております。

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 その際、もしも質問内容をブログに掲載しても良い場合は「掲載可」と添えて頂けたら幸いです。

 

投稿者: 青山通り歯科

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